今朝の夢
所謂、明晰夢というやつでして、
ここでの口調だったり、
セルフツッコミだったり、解説なんかは、ほぼ夢の中でのわたしの思考まんま、です。
出来るだけ忠実に早急に書き留めたので、読みづらさ満天ですが!いざ⬇
雑草の生い茂るグラウンドのような
広々とした土場を挟んで、
私の寝床から見えるのは2つのアパート。
真向かいは磨り硝子の大窓が並んでいるから、ベランダ側だろうか。
それにしても安っぽい建物に見える。
まさか木造ではあるまい。
その建物の真横に、少し背の高いマンションのような寂しい雰囲気のするコンクリートの建物が、お隣の建物を見下ろすように隣接している。
コチラからは非常階段らしき部分が見えるので、玄関側が隣のアパートに面している様子。
丁度、高い方の建物の最上階に母や妹が宿泊に来たっぽかった。
コチラからはその様子が丸見えだった。
もう既に深夜帯だった。
そして、彼女たちが何やら慌てて部屋の中へ駆け込んでいる。
警察だ。
警察なのに制服が白い…どこぞの見廻組か?と思った。
彼らは皆かなり細身でシュッとした出で立ちっぽいのが遠くからでもよくわかった。
コチラから見て右手が母や妹が駆け込んでいた建物。
左手の建物がコチラから真正面に見据えられるのだが、
どうやらそっちの物件に何かがあるらしかった。
私の視界の右側から白い警官数名が忍びのように流れ込んで来る。
そっち側には敷地内へ入れる門でもあるのか。
のんきに傍観している束の間に、真正面のガラス窓の1番右側上から、若干10名くらいが窓にベタッと張り付くようにして取り押さえられた。
薬でも見つかったか、乱交パーティー的な若者の集まりで現行犯逮捕かな?などと考えた。
それにしても安っぽい物件だなぁと向かいを眺めていた視線を自分の方へ見遣る。
吹きざらしじゃねーか。
寂れた野球場のスタンド(?)みたいに土場を向いて弓形の野ざらしの箱。
ここが自分の寝床か…まぁいいや…などとウトウトし直していたら、向かいの窓ガラスが割れて若者たちが舞い降りる。
階数的には2階くらいだったろうか。
窓ガラス…絶対割れると思ったよ…逃げると思ったよ…
なんて冷めた目で傍観を続ける自分。
何となく手持ちのスマホで写真をパシャリしていた、1枚だけ。
すると、右手側の門があるらしき方角から、先の若い連中がまとまってランニングしてくる。
その一団はマラソン中だそうだが、警察には追われているらしい。やはり先の飛び降りた奴らか。
無実なのに意味がわからない、といった言葉も聞こえた様な気がした。
その一軍から1人色黒で中南米生まれを思わせる風貌の少女が私の所に駆け寄ってきた。なんだなんだ?と少し動揺して身体を起こす。
彼女は私が撮った写真を心配がっていた。
あ、コレね…大丈夫だよ、悪用しないから…でも何で警察に追われているの?どうしてこの人数で深夜にマラソンなの?
whyで始まる質問を3個くらい彼女に吹っかけている。たまにだが、拙い英語を捻り出す夢を見る事がある。大抵外国人が出てくる夢だ。
彼女は取り乱すでも慌てるでも無く、
わかった、大丈夫なら信じる、よろしくね、
などと可愛らしい声で返答してくれた。
だがひとつも質問の答えになってない。まぁ気にしないけど…。
それにしてもなんだこの寝床は、吹きさらしじゃないか!!
自分のいる場所の簡素さに改めて突っ込んだ。
おしまい。