詩みたいなもの
アイツの狂気、脆さ、暴力性、 全て…アンタが感じているだけだ。 共感なんて求めんな。 自己肯定の材料を他人に求めんな。 ソイツの配慮のなさ、気の利かなさ、悪気のない失言… そう感じるのはアンタだろ、 共感なんて求めんな。
私は、私を演じているので 私は、私を管理しているので 私は、私を手放せなくなった 私は、私を嫌いになったので 私は、私を殺したくなったので 私は、私を死なせてしまった
触れないことで保てる信用 それはいとも簡単に崩壊した。 物理的に触れてきた初老のオッサン。 しかも脇腹。ふざけんなよ。 不快感をピシッと示せば良かったんですか? 逃げればよかったんですか? ケーサツ呼べば良かったですか? 何事もなかったかのように…
怒りでも涙は出てくる。 怒り狂いそうな時、必死にこらえても 怒りは沸沸と沸き立つし、マグマのように 脳天にまで突きあがる。 その怒りを昇華させるように、蒸散させるように 怒った目からは水分が落ちる。 怒りの感情に全身が震えるとき それはそれは恐ろ…