かおするーむへようこそ

口語、語調不揃い、雑多、グチグチ…etcご容赦いただける方はようこそ…

めんどうくさい

何もかもが面倒臭くて、ブログさえもサボってました。
文字にするのも、考えを打ち込むのも、何なら息をするのも面倒臭い。

自分ひとりの生命活動を管理するのだけでもこんなにめんどうくさい。
(※最終的にゴールデンカムイについて超絶熱く語りますので、もしよかったら前置きはスクロールください^^;)

数年前の二十歳そこそこの私には、今程の雑さが備わっていなかったので、
「めんどうくさい」
と、投げ出すことも出来なかったんですが、
今は全然余裕でめんどうくさいと思えてます。

あの頃は可愛いもんでした。悩んじゃって。
切羽詰っちゃって、寝ても冷めても不安なことばかり考えまくって動悸がして…

まあ、鬱状態だったんでしょう。今も多少は引き摺ってるところありますが…

何にも興味が持てなくて、好きだったはずのアニメさえ楽しくない、気が乗らない、刺さらない。

何か食べたいけれども、食べたいものが見つからない…ピンと来ない。

休日なんて水さえ飲むのが億劫で…お布団にくるまったまま動きたくない…

案の定脱水症状で月曜日の朝は満員電車で貧血起こして遅刻…とかとか。


馬鹿だなと思って。対策はするようになり。

だいぶ図太くはなったんです。
振り返れば今年度は、ハマれるものが波のように何度か押し寄せました。

5月にBL波

7・8月に銀魂

9月に進撃波

12月に金カム波

だいたい2、3ヶ月でどハマりの波が変わる感じになってました。
寝食を疎かにするほどの勢いでどハマりして、ガチ勢に足をつっこんだかな?程度には本気でした…

ただ、気付いたのが

私は同時進行に同じ熱量で複数を愛することは出来なかったらしい…

ということ。
すべての波をまとめて津波に変えて、ずっと乗り続けられたら至高のシアワセかもしれないですが…無理なのだと悟り。

今はゴールデンカムイ一筋です。
(いつまで金カム波に乗り続けられるか見物です…飽き性じゃないことを祈る💧)


白状しますが、私今、ゴールデンカムイに生かされてます…。
毎週の最新話を楽しみに生きながらえております…。
金カムが今の私にめちゃくちゃ刺さっていて、
何なら明治時代の官報まで閲覧しました。
日本陸軍関連本とか資料とか漁ったり、
仕事のデスクトップにアイヌ語一覧セッティングして単語見たり、
マタギ関連の記録映像とか、狩猟物の本読んだりとか…
今、人生で1番知的好奇心を発揮している。

特に、明治から昭和にかけての戦争については年末年始、実家で祖父とも話しながらずっと調べてました。

ゴールデンカムイのおかげで、こんなに勉強してる!

野田サトル先生のおかげで官報まで見れた!
(厳密にはTwitterでフォローさせていただいてる方が流してくださったおかげです☞https://twitter.com/yadoi_aya/status/1083698372429508608?s=19 )

何より、1番の変化は私の戦争に対する認識



私、割と「戦争」「平和」に対して過剰反応してた所があって。
小学4年の頃だったか、漢字ドリルに

「戦争」↔「平和」

って書かされるのが異常に抵抗あって、許せなくて、納得いかなくって、なんでそう定義されるの??
って物凄く違和感抱いてたんですよ…。

その当時の気持ちとしては、もっと別の言葉をツイにしてくれ、という気持ちだった気がする。

確か、
「戦争」↔「平穏」とか「混沌」↔「平和」

そんなことを考えてたんだったかな…
兎にも角にも異常に納得いかなかったんです。

今の歳にもなるとさすがに、言語学とか語源学、他言語との比較もして分析したら抗議する気も起こらなくなっちゃったんですけど…あの頃の厨二病な抗い精神、なんか眩しい…


話戻します。

そう、ゴールデンカムイで戦争への見方が180度くらい変わったんですよ。

私、気付かされたんです。

「戦争」はイケナイ、二度と繰り返してはならない!➡︎「戦争」は忌むべきものだ!

という意識が強過ぎたのか…

「戦争」を知識としてさえきちんと理解して居なかったんです。
火垂るの墓とかさとうきび畑の唄とか、戦争ものの作品は映像としても見てましたし、
高校生レベルの日本近代史はちゃんと授業を受け、テストもきちんとパスしてました。

なのに。本当は何も知らないんですよ…。

まず、知らなさっぷりに気付かされたんです。

同時に、興味を持って調べた知識のなんと腑に落ちることか!という実感も味わされました。

江戸時代が終わって、明治時代に入ってからの戦争の時代を、私は興味を持って調べたんです。なんと頭に入ることか…!!!

それは、ゴールデンカムイという漫画で得た時代背景、その風景、キャラクターたちの描かれ方が、明治時代を全く知らない私にリアルに届いたからなんですよね…。

(なんか日本語おかしいかもです、ごめんなさい…)

漫画である程度の下地みたいなものを与えてもらえたおかげで、そこから知識を積み上げること、拡げていくことが楽しくてたまらなくなったんですよ。

" ゴールデンカムイは知的好奇心を刺激します "



私は幸運なことに、アニメ化されてそれも佳境というタイミングで大波に乗れたことも相乗して、よりゴールデンカムイにどハマりできたクチです。

アイヌ語が音として、アニメーション付きで入ってくる…

語学学習の初心者には最適な教材ですよね。
特に、アシㇼパさんがアイヌ語を交えつつほぼ日本語で丁寧に解説してくれるのがアイヌ語アイヌ文化へのハードルを相当下げてくれてるのがかなり大きい。(原作コミックはより詳しく丁寧ですし!)

海外ドラマで語学学習オススメするのと同じで、やはり表情とか声色とかその時の人間ドラマとか、色んな要素が語学学習の助けになるので、声優さんの演技、アニメーションの動き、本当に語学学習向き!!と思いました。


とっちらかった文章になりましたけれど、

今はとにかくゴールデンカムイに生かされてるんです。
尾形のことばっかり考えてます、心配で心配で!
あ、そうだった…尾形とはまた全然違うんですけれども、尾形の気持ちを理解したいとあれこれ考える内に、
我がブログでも散々悪口を吐いてきた次女への見方も、少し変わってきたかもです。

次女ちゃん、多分他人の気持ちに少し疎いのだが…
夏に一大事があって引越し手伝って大喧嘩になって「もう関わらないでくれ」と連絡絶って、年末年始で実家で何事も無かったかのように再会してその流れで先日久々にLINE来て。
コチラ↓
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多分、彼女の苦手なこと、それは周りがフォローしてあげれば良いんですよね。
一方的に責めるんじゃなくってさ…。なんか、諦めとかじゃなく、今まで「なんで?なんでこんな噛み合わないの!?」って怒り狂ってた自分が馬鹿らしくなったんですよね、

" ゴールデンカムイのおかげ '' です。

ゴールデンカムイを楽しみに、自分の生活とか自己管理とか、生産的な生活とか、もう少し色々頑張れると理想的なんですけど、
1個ずつ、ちょっとずつ、めんどうくさいを楽しめるようになるといいな、と

ブログに書いてくるか!という気持ちになったので久々に舞い戻りました。


ゴールデンカムイの分析とか解釈とか考察はたくさん見させて頂いていて。

私のような平々凡々以下の脳ミソでは到底辿り着けない咀嚼力の猛者の方々に大変救われております…
(また日本語おかしいなー←)

息するのもめんどうくさいと思ってたので、
まだ…杉元がなんであんなに生きようとするのか…心が折れないのか…生きねばと思えるのか、不思議だと思っているところがあるので、(完全なる平和ボケで、戦争の時代を生き抜いてくれた人達からしたら贅沢過ぎる悩みかもしれないですが、命の危機から程遠い現代は、生きる事に対する執着が薄れてしまうのも事実かなと…)こんなダメダメな私にもその気持ち教えて!って気持ちで本誌を読んでいます…読ませていただいてます。

こんな私が読んでいて良いのかなとは思う…(そんな人間が居ていいはずがないのです!?←)
がんばるます。笑

今はゴールデンカムイくらいしか私が生きる理由に出来るほど惹かれるモノが見つからないのだけれど、
とりあえず本誌を摂取して、また1週間を生きながらえる。