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祖父母の介護から結婚適齢について考えてみた

わたしの祖父は昨年米寿、祖母は今年米寿です。

母はアラ還(アラウンド還暦…ってそう言いません?w)、父は母より4歳下で50後半。

わたしは3人姉妹の長女で、母が30歳で生んだ子ども。

その2年後に次女、9年後に三女を、という家族構成。

 

ここ数年で一気に祖父母の要介護状態が悪化し、母が鬱になるほど大変な状況で。

 

家庭の事情が色々あるので…母一人がとにかく大変な日々が長いこと続いています。

 

わたしも母を手伝いになるべく帰省してはいますが、常に祖父母のケア(病院、介護施設、自宅介護の不定期ローテーション)に何年も東奔西走を強いられてきた母はほんとうに気の毒です…。

 

※わたしが実家に住み込むことも検討し、今の職場を辞めようかとも何度も何度も考えて母にも相談してますが、とりあえず今はそうならずにおります…



そんなこんなで、

 

①(夫婦の)歳が近いほど(二人)同時に身体にガタがくるな…

(遺伝子的にはアレだが長い間同じような食生活をして来たわけで、生活習慣病的には…)

 

②10歳くらいの歳の差婚はもしかすると合理的かもしれない

(どちらかが先に要介護になることが自明な方が共倒れの負担は緩和できるかな…)

 

③40歳くらいでこども生んだ方が(教育させたい)親としては適齢かも

(親自身の精神的な熟成や財力的には。でも子供側はどう思うのかな…)

 

などということを考えるに至ったのでした…。



大昔(祖父母の時代)であれば、「家」とか「一族」として生計を立てるだとか、赤子、老人の世話をするだとかが普通で…。

 

でも現代の社会環境、家庭環境だと、1つの家族でも世代間の別居というか…核家族化が当然で…

しかも「大学生」にでもなれば親元を離れて一人暮らしも当たり前で…

 

家族が(物理的に)バラバラなのが当たり前の時代…。



やむを得ず施設に預けるとか病院に入院しっぱなしとか…そんな選択もある中で、母は祖父母(特に祖父)の「最期は家で死にたい」という強い希望を叶えるべく、何年も自宅で介護して来た。

しかも、自分の仕事も介護職に変えて家でも職場でも介護三昧。

 

1月3日夕方のこと。わたしはたまたま実家でひとり留守居をしていたのだが、わたしが居ることに気が付かなかったのか、気が付いていてか、帰宅した父が玄関で大きな溜息と共に、

 

「クソババァもクソジジィも早く死んでくんねぇかな~…。じぃちゃん死んじゃったわ、ばあちゃん死んじゃったわって(それぞれに)言って聞かせれば後追って死んでくれるよ…。」

 

と大きな独り言を吐き捨てていた。

 

別室にいたわたしは、父を思いッきしぶん殴って気絶くらいさせてやりたい衝動を必死に押さえて鳴りを潜めていた。

 

その後(祖父母のお見舞いから)帰宅した母にもこの件を報告したが…当然「アンタこそお先にどうぞ(怒)」という反応。

父(とも思いたくないが戸籍上はそうなるのでここでは父と呼ぶ)は婿養子だ。

妻の両親を大切に思えないとしても、そんな発言は人として不適切極まりない。(これ、裁判起こせないの?はぁ…。)

 

この発言だけで「父」がどんな人物か十分な説明ができるとは思わないが、母も早く(念願の)離婚に踏み切ってほしいものだ…

※父の人となりをもう少し詳しく記事にしたものを貼っておく…⇓

 

yuriri47.hatenablog.com

 

ま…こんなところで誓っても仕方がないが…

わたしは絶ッッッ対に「父」の老後の面倒も葬儀も墓の面倒も一切お断りだ。

アイツの事はいわゆる「毒親」だと思ってきたし、わたしは祖父をこそ「お父さん」的存在だと思って育ってきた。

 

祖父には今回の帰省(三連休)で「じぃこそわたしのお父さんだったよ」と感謝のことばを伝えられたし、お世話になった思い出話もたくさんできた。

 

祖父が自分で「俺が孫らの塾だの部活の送り迎えしてたわな~。練習試合で(遠方の)他校まで送りに行った時は、(帰ってからまた迎えに来るわけにもいかないので)終わるまで待ってたわな…。しかしよくやってたわな…はっはっは(笑)」

と言っていたが、ほんとうにその通りだったのだ。学校行事は何から何まで「父親役的に」参加してくれて、学校の先生方からもいつも来てくれるおじいちゃんとして認知されていて、ある意味有名人だった、ほんとうに。

 

こういう思い出話も、祖父自身が「終末期にある」と自覚してくれているからできるようなもので。

下手に「感謝の気持ち」なんて畏まって言いたくなかった。まるで「もうすぐ死んじゃうから今言わせて」と言わんばかりに思えて…。

 

だから、やっと言えて良かったなって。



自分は祖父母のように身動きが取れなくなるまで生きていたくないと思うけれども、祖父母みたいに、娘や孫娘たちに助けられながら、大昔のような「家族」のサポート体制の下で自宅で死にゆくというのも…う~ん…良い、のかなぁ…?

 

タイトルで「結婚適齢」について考えてみた、なんて銘打っておきながら結局…

よくわからないや…!

 

人生、なるようにしかならないさ!